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瀬谷 道夫; 直井 洋介; 小林 直樹; 中村 孝久; 羽島 良一; 曽山 和彦; 呉田 昌俊; 中村 仁宣; 原田 秀郎
核物質管理学会(INMM)日本支部第35回年次大会論文集(インターネット), 9 Pages, 2015/01
日本原子力研究開発機構(JAEA)の核不拡散・核セキュリティ総合支援センターは、JAEAの他部門と協力して、核セキュリティ・核不拡散のための以下の先進核物質非破壊検知・測定基礎技術開発プログラムを実施してきている。(1)使用済燃料中プルトニウム非破壊測定(NDA)実証試験(PNAR法+SINRD法) (JAEA/USDOE(LANL)共同研究、平成25年度終了)、(2)レーザー・コンプトン散乱線非破壊測定技術開発(大強度単色線源基礎実証)、(3)ヘリウム3代替中性子検出技術開発、(4)中性子共鳴濃度分析法技術開発(JAEA/JRC共同研究)。この報告では、これらについてその概要を紹介する。
羽島 良一; 瀬谷 道夫
no journal, ,
レーザー・コンプトン散乱(LCS)線で発生する単色線は、原子核共鳴蛍光散乱と組み合わせて、核物質の非破壊検知に利用することができる。さらに、エネルギー回収型リニアック(ERL)を用いて、LCS線を大強度化することで、重遮蔽された核物質の検知への適用、また、核物質を含む遮蔽内部の可視化への適用が可能となる。本(ポスター)発表では、ERLに基づくLCS線源の開発の状況を踏まえて、これら核物質検知システムへの利用を展望する。